国産帆布製運動用紐靴|フットサルシューズとして
2017.08.27
目次
新発想のフットサルシューズから15年
アシックスフットサルシューズの企画開発をしたのが約15年前。
当時はアディダス社トップサラや、ブラジル的なキャンバスでゴム底のシューズが主流。私には、室内サッカーの現状と競技の進歩の方向に適切なシューズとは思えませんでした。
そこで、ラモス瑠偉さんのサッカースパイクの企画開発をしていたことからアシックスにフットサルシューズの開発協力を依頼。
当時のアシックスのサッカーシューズ開発担当者はフットサルシューズを設計したことなく、競技の本質から伝えるのに一苦労・・・・。
新時代のフットサルシューズをMD
そのような開発者の存在もありながら、フットサルをこよなく愛する素晴らしい仲間との取り組みによってカルチェットSLを作り上げ、カルチェットSLを基礎としてデスタッキJ,Kの2タイプの必要性と進歩の方向性を示し、フットサルシューズの新時代の提案によって世界のフットサルシューズの発展に貢献できたと思っています。
前田喜史さん、甲斐修侍さんという当時のビッグ2や、当時の数少ない国際基準の日本人・森谷優太選手、ファイティングスピリットを前面に押し出す小宮山友佑選手、安定感抜群のGK松原君守選手をアシックスにコーディネイトできたことも「新時代のフットサルシューズ」の普及啓発には効果的だったと振り返っています。
新発想のサッカーソックスも規模感は違いますが、当時のような情熱で取り組んでいます!
LegToolSeparationSystem™|サッカーシューズを選ぶようにサッカーソックスを選ぶ時代に!
スポーツ用品メーカーとは?
そのような過去を紹介しながら、サッカー専門店勤務の時代を思い出すと最近のスポーツメーカー(ブランド?)の中には自社開発でなく外部からの発想を運用した製品や展開も見受けられます。
そこには「本質」が外部でありながら「自社開発」のような立ち居振る舞いをしてしまうことで「次の展開」がブレてしまったり、停滞することがある。
さらに製造も外部の職人、技術者によって「いいモノ」が製造されているのであればスポーツメーカーの「製品の品質維持・向上」という言葉の意味は何だろうと考えてしまいます。
日本のスポーツメーカーの一部には、そのような現状もあるようです。
もちろん、自社機能と外部の機能を活かした「製品開発・設計」「製造」「品質管理」を実現している一流メーカーの存在もありますが、ブランドイメージという付加価値を優先する競技者(消費者)の増加によって「商業活動」で苦労している傾向もあります。
完成度の高い用具よりも、話題性や見た目の恰好良さが店頭のスペースを占める時代ですね。
スポーツメーカーの良し悪しの見極める一つがTシャツ。
私はプリントで差別化を図っているスポーツ用品メーカーであれば「残念」なメーカーとしています。
繊維メーカーの努力、縫製工場の技術、さらにプリントデザインは外部デザイナー。
タグには自社名・・・。残念です。
サッカー用品専門店にはない「高品質キャンバスシューズ」
話をシューズに戻します。
前述のフットサルシューズを企画開発しながら
現在、私はキャンバスゴム底シューズを使用しています。
サッカー専門店には取り扱いのない「キャンバスシューズ」です。
シューズはピッチやシーンで選ぶのが基本です。
私自身はトップアスリートではないので、球際ガチガチや、キャノンシュート、急加速、急停止、急旋回といった動作もないのでトップアスリート向けのシューズは不要。
最近の私はボールタッチを楽しんでいます。
裸足では不都合もあるので足袋のようなシューズでエンジョイ!
エンジョイだけでなく、足裏・足指の覚醒もしています。
この足袋のようなキャンバス・ゴム底シューズ。
育成年代のボールタッチトレーニングにも抜群です。
LegToolSeparationSystem™
サポートアイテム|キャンバスシューズ
大手スポーツメーカー各社、このシューズに優るキャンパスシューズを自社工場で製造できますか?
LTSSオーガナイザー|セパレートソックスメーカー
KAKU SPORTS OFFICE 角田