日本の靴下の生産地|奈良県・兵庫県
2017.08.01
靴下という文化
靴下は靴を履くために必要な暮らしの用品から「豊かさを感じる」ものになっています。
心を豊かにする靴下は、日本の今を映し出すものかも知れないです。
日本には素晴らしい靴下製造技術がある
日本の戦後からの復興には、国民の勤勉さや調和を基礎とした「社会性の質」があったのではないかと想像します。貧困からの脱却、経済的な豊かな国の人たちの暮らしに憧れ、そうなるためによく働く。
世界一の働き者という称号を手にいれ、島国ながら経済大国に伸し上がり世界を凌駕した日本経済の基礎は「製造業」。各分野における製造業での日本人の性質は、そのまま製品に反映され、国際社会で評価されていたように思います。
日本の製造業、国際的な視点を国内に向けると各地域の事情、地域の人たちの暮らしによる特色があるかもしれません。
今、関わっている靴下。
平成27年度生産地別生産量|奈良県靴下工業共同組合公式サイト
靴下生産、日本一は奈良県、そして、兵庫県。
日本製の靴下を語るには、この2県は外せないということです。
欧米にも素晴らしい靴下がありますが、奈良県、兵庫県の靴下製造技術力の高さは魅力的。
もちろん、他県には企業努力で素晴らしい品質の製品を生産している企業や、魅力的な特許を取得している企業があります。
その製造技術力の運用が効果的になれば、足とシューズの最適化は加速すると考えています。
靴下専業メーカーの靴下製造技術を活かす
このように国内には、素晴らしい靴下製造技術を競技に活かしきれていないという事情がある。
なので、奈良県、兵庫県を中心としたスポーツソックス製造工場を調べています。
最近は、工場が製造だけでなく、直販というケースがあります。
なぜ?工場直販が増えてきているのか。
そのような現場の声を聞きながら、完成されたセパレートサッカーソックスLegToolSeparationSystem™(企画開発:KAKUSPORTSOFFICE)の普及啓発、定着に向けて取り組んでいきます。
完成されたセパレートサッカーソックスLegToolSeparationSystem™
完成されたセパレートサッカーソックスLegToolSeparationSystem™(企画開発:KAKU SPORTS OFFICE)では、独自の概念、設計、構成要素と、実現する用具の企画開発、製品化を実現しました。
国内には、特色ある製法、素材、設計の靴下があります。
LegToolSeparationSystem™独自の価値判断基準を基礎に特長ある靴下を活かすことが出来れば、足とシューズの最適化で競技者本来の力を引き出すことが加速する。
完成されたセパレ―トサッカーソックスLegToolSeparationSystem™は、その可能性を示すものになったと思います。
LTSSオーガナイザー|セパレートサッカーソックスメーカー
KAKU SPORTS OFFICE 角田