セパレートソックスの足趾型式
2017.11.10
足指先の設計・製造技術
ん?!Tabio SportsのFacebookに気になる記述・・・。
ラウンド型だと五本指型より踏ん張りが落ちてしまう?ラウンド(丸指)型だと指が開かない?だと?!
五本指と今回新しく出た、丸指タイプとの比較です。五本指はサッカーモデルではないので、あくまで参考ですが、指先が開かないので、今までのスパイクを使用したい場合は、こちらがいいでしょう。しかし、指先の踏ん張りという点では五本指に劣ります。
Tabio_SPORTSさんの投稿 2017年11月9日(木)
それは靴下の「概念」とラウンド型の設計、製法」に課題がある。
ラウンド型でもサッカー用靴下の概念に基づいて「設計」「製造」すれば5本指型と同じようなことができる。
競技への理解と情熱を製品化する
LegToolSeparationSystem™は、靴下を売る活動ではなく、足とシューズの最適化で競技者本来の力を引き出すための概念です。
その概念に沿った構成要素ですので5本指型とラウンド型も確かな設計の上で製造をしています。
ラウンド型でも、指の腹の部分も5本指型のようにすることで同じような効果を獲得できる。
ラウンド型でも、足指の稼働域を理解して伸張を設計、製造すれば足指間もしっかり開く。
伸縮を理解して設計、製造すれば指間を閉じてもたるまない。
そもそも、靴下の優劣は「踏ん張り」ではないんだよね。
LegToolSeparationSystem™ではセパレートソックスは「足とシューズの最適化」を役割としています。
靴下を語るにあたり足指先の型式で靴内で足底が「滑るとか滑らない」「踏ん張れる踏ん張れない」は、セパレートソックスの製造や製品という観点からするとあまりにも幼い。
なので、セパレートソックスの価値判断基準を定めています。
セパレートソックス価値判断基準 /セパレートソックス基礎要素5箇条
- 1. 競技規則第4条の遵守
- 2. 靴内の肌の保護と着用時の肌触り
- 3. たるみ・ずれ・ずり落ちなし(左右別)
- 4. 運動に適切な伸縮と耐久性
- 5. 調湿調温
正しいシューズのフィッテイングをしていながらと滑るということであれば「競技者の自足の力の弱さ」か、「インソールの表面の素材、編み方、靴下の編み方、素材」が適正ではないと思われる。
それらすべてを「ラバーの滑り止め」で解決というのでは、サッカー界の発展にはならない。
指の腹の部分の「たるみやずれ」を解消すると足趾の感覚が研ぎ澄まされる。それを踏ん張るチカラだと表現して靴下は販売している靴下メーカーやプロショップは大したことはない。
是非、LegToolSeparationSystem™の価値判断基準を参考に、より多くの靴下製造工場、靴下専業メーカーがサッカー界に進出してくださることを願っています。
LTSSオーガナイザー|セパレ―トサッカーソックスメーカー
KAKU SPORTS OFFICE 角田