セパレートサッカーソックスを世界で唯一くるぶしのやや上で重ねる設計の理由
2021.10.23
目次
完成されたセパレートサッカーソックス
足とシューズの最適化にはサッカーソックスをセパレートにすることが望ましい。サッカーソックスを足(シューズ内)の部分と脚(すね当てを覆う)の部分でセパレートすることで競技者は足とシューズの調整役となるセパレートソックス(短いサッカーソックス)を足とシューズの関係を考えて選択することができます。しかし、足とシューズの最適化のためのセパレートソックスだけではサッカーの試合に出場することはできません。サッカーの試合に出場するためのサッカーソックスはすね当てを覆うことが定められていますのでセパレートサッカーソックスはセパレートソックス(短いサッカーソックス)とセパレートストッキング(すね当てを覆う)を組み合わせて着用します。LTSSでは足を覆うセパレートソックス、すね当てを覆うセパレートストッキングをくるぶしのやや上で合わせることで一体型と変わらない肌触りのセパレートサッカーソックスの設計となっています。
サッカーソックスをくるぶしのやや上で重ねる理由
完成されたセパレートソックスを設計する中で構成要素となるセパレートソックス、セパレートストッキングの品質を定めました。セパレートソックスはRxLソックスの特許製法やランニング、マラソンで培った技術で製品化することができました。セパレートストッキングは、足の怪我の予防とすね当てを覆い隠すことだけでなく、独自に定めた品質とセパレートソックスとの組み合わせについてもこだわりました。そのこだわりは、くるぶしのやや上で組み合わる設計です。
セパレートサッカーソックスのつなぎ目をストレスフリーにする設計
世界で唯一無二の完成されたセパレートサッカーソックスの設計(LegTool Separation System®︎)は、サッカーソックスをセパレートし、セパレートソックスとセパレートストッキングを選択します。セパレートサッカーソックスに仕立てた時に組み合わせで重なる部分を一体型と同じ状態にします。この時にどの位置で組み合わせることで違和感なく、ストレスを感じないか。それがくるぶしのやや上です。
完成されたセパレートサッカーソックスのセパレートソックス
LTSSのセパレートソックスは、くるぶしのやや上で組み合わせるショート丈になっています。くるぶしやや上に合わせたショート丈には、セパレートストッキングと組み合う位置の他、セパレートソックスとセパレートストッキングの重なりを少なくするというLTSS独自の設計に基づいて作られています。国内外ともにセパレートソックスはミドル丈が主流となっていますが、LTSSではセパレートソックスをショート丈にして足とシューズの最適化の役割を果たしながらセパレートストッキングとの重なりを少なくすることでセパレートサッカーソックス時の違和感をなくしています。
完成されたセパレートサッカーソックスのセパレートストッキング
セパレートソックスとセパレートストッキングの重なりを少なくしただけでは着用時の違和感は解消できません。完成されたセパレートサッカーソックスのセパレートストッキングは、セパレートサッカーソックスに仕立てるための独自の裾口となっています。LTSS独自のセパレートストッキングの裾口とセパレートソックスの履き口の絶妙な設計が完成されたセパレートサッカーソックスの特長のひとつです。
TRUsox の設計
グローバルシーンで活躍するグリップソックスのパイオニア、TRUSoxをセパレートソックスにしてはナイキ社のセパレートストッキングでセパレートサッカーソックスです。
TRUsoxをセパレートソックスに選択。セパレートストッキングはアディダス社。重なり部分を少なくするために競技者が工夫されたと思われるセパレートサッカーソックス。
TABIO SPORTSの設計
TABIO SPORTSのセパレートサッカーソックスの設計。
サッカーシューズを選ぶようにサッカーソックスを選ぶ時代
サッカーソックスのセパレート化が急速に進む中、各メーカーは自社の製造技術や特許製法を活用したサッカーソックスやセパレートソックス、セパレートストッキングが少しずつ増えてきました。競技者はチームウェアとのせいごうサッカーシューズのように自分に適したサッカーソックスやセパレートソックス、セパレートストッキングを選べるようになってきています。各メーカーのセパレートソックス、セパレートストッキング、またはチームの定められたサッカーソックスとの組み合わせを考慮しながら最適なサッカーソックスを選びをしてください。
フットボールクリエイター 角田壮監