セパレートソックスは競技規則上、問題ないのか? ── サッカー競技規則第4条から読み解く【再掲/2026年確認】
2026.01.12
本記事は、2022年、2025年に掲載した内容をもとに、現在も多く寄せられる「セパレートソックスは競技規則上、問題ないのか?」という問いに応えるため、再掲しています。
2026年現在、サッカーソックスのセパレート化は、トップカテゴリーからグラスルーツまで広く普及しつつあります。しかし、その広がりは競技規則の変更によるものではなく、競技規則の考え方自体は、2021年当時から大きく変わっていません。
本記事では、サッカー競技における「ソックス」の位置づけについて、**競技規則第4条(競技者の用具)**に基づいて整理します。
サッカーソックスのセパレート化が一般化へ ── セパレートソックスのメーカー・製品を紹介【2026年版】の記事とあわせてお読みいただくことで、**制度(競技規則)と文化(現場の実践)**の両面から、現在のセパレートソックスの位置づけを理解していただければ幸いです。
目次
サッカーソックスとは
サッカー競技においてのサッカーソックスについて紹介します。サッカー競技は、国際サッカー評議会(IFAB)によって制定されたサッカーの競技規則(ルール)に基づいてプレーされています。サッカーソックスについても競技規則で定められていますので紹介します。

サッカーのルール(サッカー競技規則)とは?
サッカーの競技規則は、国際サッカー評議会(IFAB)によって制定されています。
FIFAならびに、FIFAに加盟する各大陸連盟および加盟協会の下で行われるすべてのサッカー競技は、この規則に基づいてプレーされています。

サッカーソックスは競技規則第4条
サッカーソックスは競技規則第4条に記載されているサッカーソックスについては、
**競技規則第4条 第2項「基本的な用具」**に記載されています。
基本的な用具
競技者が身につけなければならない基本的な用具は、次のものであり、それぞれに個別のものである。
・袖のあるシャツ
・ショーツ
・ソックス
– テープもしくはその他の材質のものを貼りつける、または外部に着用する場合、
着用する、または覆う部分のソックスの色と同じものでなければならない。
・すね当て
– 適切な材質でできていて、それ相応に保護することができ、
ソックスで覆われていなければならない。
・靴
(以下略/引用元:JFA公式サイト)
ソックスは「必ず着用」基本的な用具
サッカー競技において、ソックスは着用が義務づけられた基本的な用具です。
また、すね当てを覆うことも求められています。
試合前には、主審・副審・第4の審判員によって用具チェックが行われ、
安全面の確保とともに、対戦チームとの識別(色の確認)も重要な確認事項となります。
セパレートタイプは競技規則上、問題ない
競技規則第4条で求められているのは、
• ソックスを着用していること
• すね当てが適切に覆われていること
• 外部にテープ等を使用する場合、色が一致していることであり、ソックスが一体型であるか、セパレートタイプであるかは規定されていません。
よって、すね当てを覆うことができないソックスでは、試合にに出場できませんが、競技規則を正しく満たしていれば、セパレートタイプでは競技規則上、問題ありません。
(通達)選手の用具に関する運用緩和について 2020年3月18日
一方で、ユニフォーム等の選手の用具の運用に関して、全国大会のルールがグラスルーツ の地区レベルの大会まで及んでいるケースがあり、チームや選手、保護者の方々から「運用 が厳しすぎる。」というご意見も多くいただいています。本来であれば、グラスルーツの競技会においては、大会要項に規定することで、状況に応じて柔軟に対応していただいて良いの ですが、実際は「日本サッカー協会の規程に準ずる」等、全国大会レベルのルールがそのまま 適用されていたりするのが現状だと思います。
本協会は、そのような現状を見直すために、グラスルーツの様々な競技会に全国大会と同様の厳しい運用を行うことの妥当性や一部の競技会で緩和した場合の影響、緩和の程度等に ついて、競技会委員会の各種大会部会や審判委員会等において検討を重ねて参りました。
その結果、現行のユニフォーム規程からユニフォームの運用に関する部分を削除し、ユニフォームの運用だけでなく、競技規則であるアンダーウェアやソックステープの色について も、大会要項に明記することで運用緩和ができるようにすることに致しました。
1. 運用緩和開始とユニフォーム規程の改定のスケジュール
2020年4月 JFA主催大会の大会要項にて運用開始
2020年10月 ユニフォーム規程改定
2. 各競技会のレベルに応じた選手の用具に関する運用緩和の内容
⑴ ソックステープ等の色
① ソックステープ等の色は問わない
⑵ アンダーシャツ、アンダーショーツ、タイツの色
① アンダーシャツの色は問わない。原則、チーム内で同色のものを着用する。
② アンダーショーツおよびタイツの色は問わない。原則、チーム内で同色のものを着 用する
(引用元:JFA公式サイト)
大会出場の際は、大会要項・大会規程等を確認しましょう。
セパレート化に伴う課題と一つの解決例
従来のサッカーソックスを切るカットソックスが主流でしたが、その数年、すね当てを覆うセパレートストッキング(カーフソックス)の製品化も進んできました。しかし、セパレートソックス着用時のすね当てのずれやずり落ちや、ソックスのめくれ上がりについての課題は見受けられます。これに対し、ソックス専用テープを用いて適切に安定することで、安全にプレーすることが可能です。

サッカーソックス専用テープサカストテープ®︎
足首周辺をテーピングテープで強く固定することによって生じる課題、またはテープが剥がれてしまうなどのか課題を解決するために開発された、**LegToolSeparationSystem®︎(LTSS)**の構成要素の一つが、サッカーソックス専用テープ「サカストテープ®︎」です。
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【製品説明】
【アールエル公式オンラインショップ】サッカーソックス専用テープ サカストテープ
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フットボールクリエイター 角田壮監
足とシューズの最適化で競技者本来の力を引き出すという視点から世界初のサッカーソックスの構造を分離させ完成されたセパレートサッカーソックスLeg Tool Separation Systemを考案。
「競技者本来の力を引き出す」ためにを理念に、グローバルシーンで実績を残している様々な競技のトップアスリートや競技団体のマネジメントやディレクションで培った「競技力向上のための組織づくり」をはじめ、社会にスポーツが持つ有益な効果を生み出すためにスポーツシステムコーディネーター、スポーツプロデューサー、プロジェクトコンサルタントとして、次世代ニーズを見据えた魅力ある競技スポーツシーンの創出に努めている。
KAKU SPORTS OFFICE MISSION
アスリート思考で心豊かな社会づくりをクリエイトする
KAKU SPORTS OFFICEは、「アスリート思考で心豊かな社会を創造する」をモットーに、競技スポーツに関わる個人・企業・団体の活動や事業を、的確な視点で分析します。そして、言語・文化・音楽・映像・活字といった多様な“シンボル”を活用し、人と人、組織と組織、企業と企業、人と組織・企業といったあらゆるつながりの中から、最大の相乗効果を生み出す組み合わせをコーディネート。新たな利益システムを構築するコミュニケーションコーディネーターとして活動しています。
また、創業者・企画者としての精神をもとに、理念や目的を共有できるパートナーの育成や、持続的かつ自走可能な組織づくりを支援するシステムコーディネーターとしても貢献。さらに、競技者一人ひとりが本来持つ力を引き出すメンターとして、競技スポーツの発展にも寄与しています。










